水いぼ(伝染性軟属腫)

主に子供(3歳から15歳くらい)に見られるウイルス感染症です。2mmから5mm程度のいぼが手のひらと足の裏以外の場所に発症します。通常のいぼとは違い、表面がつるっとしているのが特徴です。水いぼは数が少ないうちに治してしまうことが大切です。放置しておくと増える場合が多いです。また、遊び相手の子供、プールなどで、他の人へ移してしまう可能性があります。水いぼが見つかりましたら早めの治療をお勧めします。

治療法

数が少ない場合はピンセットでいぼを除去し治療を行います。水いぼは免疫機能の発達により数か月~5年で自然消滅しますが、数が増えることも多いので数が少ないうちに治してしまうことで早期の完治が期待できます。
当院では受診前に痛みとめのテープを貼付してからいぼの除去を行っています。痛みが少なくなりますので、小さいお子様にも安心して治療を受けて頂けます。
受診の際に、水いぼを取るべきかどうかとお話することがよくあります。個人的には数が少ない場合は取るべきだと思いますが、お子様、ご両親と相談してから治療を行うようにしています。あまり数が多いとお子様、ご両親ともにストレスになりますので10個程度にしています。数が多くてもいずれは自然治癒する疾患ですので、無理やり治療をする必要はありません。


*当院ではクリーム製剤で治療することも可能です(自費診療)。M-BFクリームは水いぼ(伝染性軟属腫)治療の専用クリームです。抗ウイルス効果がある銀イオンと抗炎症効果のあるサクランを配合したクリームで、3か月程度使用すると8割の方が改善するというデータがあります。

1本 2,200円(税込み)

水いぼを早めに治したい方、痛みを伴う治療は避けたい方、周囲に広げたくない方におすすめです。